12.6(火)12.8(木)
立川 たましんRISURUホール地下展示場
入場無料※開催時間については展示情報をご覧ください。 ※当展覧会は着物の販売予定はございません。 ※事前予約の必要はございません。
開催概要Exhibition
人の手でつくられる伝統技術。
本展では山口安次郎さんの唐織、
平良敏子さんの芭蕉布、
藤村玲子さんの紅型など、
貴重な工芸品を展観いたします。
作品の奥にある手仕事ならではの物語をお楽しみください。
呉服屋主催ですが、会場での販売はございません。
本展の
見どころAttention
私たち呉服屋は、着物と出会い、それを創る職人と出会い、またそれを手にするお客様と出会います。
着物の魅力というのは、そのものの美しさはもちろんのこと、それを生み出す創り手にあります。
手仕事だからこそ込められる強い想いとこだわりは、糸の一本一本から伝わってくるようです。
そうして作られた織物・染物は、私たちの「こころ」に響き、またそれが、お客様の「こころ」に響く。
ただ着物を販売するだけではなく、着物や帯に込められた想いを伝承していくこと。
それが私たちの使命だと思っております。
本展では出来上がったものを見ていただくだけではなく、どのように出来たのか、どんな人たちが創っているのかということもお話ししていきたいと思います。
美しいというだけではない「何か」を感じていただければ着物の楽しみ方はより広がります。
山口安次郎の創り出す唐織
洗練された色彩と精緻さ
その技術で創られた帯はとても軽く、この衣裳を身につけて舞う能楽師を想うことができます。
※写真上…西陣唐織※写真右・下…梅垣織物 袋帯
芭蕉布の復興と平良敏子
失われつつあった技術
しかし平良敏子さんという一人の女性が存在したことで奇蹟の復興を遂げます。
昔から織られていた野趣ある芭蕉布から王府で織られていた上質な煮綛まで、芭蕉布の歴史を背負う覚悟と誇りがあるからこそ、今、私たちが目にすることができています。
※写真上…芭蕉布※写真左・下…本場大島紬(九マルキ)
孤独を湛えた染色
藤村玲子と紅型
紅型は、刷毛を使って布に直接染め付けていく手法です。型の上から何度も何度も顔料を刷り込み柄を染めていきます。
藤村玲子の染色を前にして感じる心の揺れは、彼女の作品を通したあなたの心色かもしれません。
※写真上…藤村玲子※写真右・下…城間栄順
展示情報Information
展示物 | ・芭蕉布 ・唐織袋帯 ・紅型染 ・引箔袋帯 ・長絹名古屋帯 ・八重山上布 ・黄八丈 ・郡上紬 その他にも展示しております |
---|---|
会期 | |
会場 | たましんRISURUホール地下展示場 |
開館時間 | 12月7日(水)10:00~18:00 12月8日(木)10:00~17:00 |
主催 | ほっとすぺーす中屋 (042-522-2932) |
会場連絡先 | たましんRISURUホール (042-526-1311) |
アクセスAccess
立川駅へのアクセス
東京駅より、中央線快速の下り列車に乗車して50分(特別快速なら41分)
立川駅からお越しの方
徒歩
立川南口を出て、「AreAreaビル」左のエスカレーターを降り、すずらん通りを直進します。
「子ども未来センター北交差点」を右折し、「市民会館西交差点」を左折します。
バス
立川バス「立川駅南口」より「国立駅南口」行き
4番のりば、系統:国15-2、「たましんRISURUホール(バス停2個め)」で下車
または
6番のりば、系統:国15-2、「たましんRISURUホール(バス停14個め)」で下車